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  • 2011.01.08 Saturday
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― 長谷寺・うつろいゆく美 ― 奥西賀男パステル画展

 12/3(金)〜27(月)、長谷寺宝物館 第一展示室にて
― 長谷寺・うつろいゆく美 ― 奥西賀男パステル画展」が開催されました。

長谷寺は、鎌倉の大きな魅力でもある、海と山に囲まれた素晴らしい景色を
展望できる立地にあり、多くの観光客の方が訪れる場所です。



そして、各建造物、施設も大きな見所のひとつ。
宝物館は、元々長谷寺にこれまで伝世された什宝を収蔵・保管、そして展示公開することを目的として建設され、鎌倉における"寺院系博物館(テンプル・ミュージアム)"として、数々の展示をされているとのことです。



洋画家・奥西賀男氏は、第一回鎌倉芸術祭にも「鎌倉在住の巨匠 絵画展」で
参加してくださっており、鎌倉芸術祭には縁深い作家です。



今回は長谷寺の四季の花や風景をパステル画で描かれており、繊細かつ
見る人の心にしっかり残る力強さも兼ね備えた、美しい作品の数々を堪能できました。



展示期間中、在廊時には絵を観られている方からの質問に対して、丁寧に
答えていらっしゃる姿が印象的でした。


私たちが取材に来た間も、お客様が絶える事なくご来場され、
多くの方が展示を楽しみに来てくださった事を実感しました!



ちょうど旬であった紅葉を題材とした作品も、もちろんありました。

帰り道、あらためて長谷寺の風景と今回の作品の印象とを振り返り、
長谷寺の自然豊かな環境を、さらに彩りをそえた芸術性高い作品群とのコラボレーション
にしみじみと感慨深い気持ちになりました。





展示の模様は動画でも観る事ができます。
こちら(リンク先は音声が出ます)

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これで、第五回鎌倉芸術祭のすべてのイベントが終了いたしました。

暑かった9月中旬から駆け抜けた3ヶ月半の間、応援してくださった皆さま
ご来場くださった皆さに心から感謝申し上げます。

どうもありがとうございました!

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雅楽を楽しむ 〜笙・篳篥・龍笛の響き〜

12月3日(日)の鎌倉宮は晴れて澄み切った空と紅葉のコントラストが美しく、
なんだか12月とはいえ「初冬」というより「晩秋」といった趣きでした。


ちょうどお日取りもよかったのか、鎌倉宮では結婚式も行われていましたが
鎌倉芸術祭の参加イベント「雅楽を楽しむ 〜笙・篳篥・龍笛の響き〜」も
この日無事開催されました。


「雅楽」というと、身近な存在ではないのが一般的で、ちょっとかしこまった場で
聞く事ができるものという印象があるかと思います。

このイベントは「伶楽舎」のメンバーである
中村華子さん(笙)、鈴木絵理さん(篳篥)、八木千暁さん(龍笛)が
演奏をしながら、それぞれの楽器や雅楽の歴史をわかりやすく紹介してくれる
というもの。


八木千暁さん(龍笛)
鈴木絵理さん(篳篥)
中村華子さん(笙)

中でも興味深かったのは、雅楽で使う譜面の読み方を教えていただいた事。
譜面はぱっと見、カタカナや黒点が並んでいて何が何やらわかりません。
それは雅楽ならではの「口伝(くでん)」という練習方法があって、
初めて理解できるものです。
口伝とは字のごとく、口から教わること。
先生の歌を聴いて、一緒に歌う事で覚え、さらにそれを歌った音の通りに楽器で
表現するという方法で、初めて演奏する事ができるということです。
すごく時間のかかる取得方法ですが、そこからあの優雅と表現できる音色が
生まれるのかと思うと感慨深く思いました。

そして、会場で配っていただいた譜面を元に、鼓のリズムを膝をぽんぽんと
打ちながら体験したのも、なかなか新鮮でした。
伶楽舎の皆さんからの口伝あってこそ、あの難しい譜面をなぞる事ができました。

もし伝承する「人」が途絶えてしまった場合、譜面だけが残っても
雅楽自体が途絶えてしまう事になるでしょう。
神社の結婚式等の場以外でも、雅楽がもっと演奏され、人から人へ伝えられ、
今の時代に芸術音楽として残っていくよう、多くの人がより興味を持って
もらえたらと思います。

最後に3人で演奏されたのは「星に願いを」。中村華子さんの編曲との事です。
古典の曲ではなく、現代の曲をアレンジして聴く雅楽の調べはまた味わい深い演奏でした。

ご来場の皆さま、そして伶楽舎のお三方、本当にありがとうございました!

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「鎌倉彫23人展 円覚寺の歴史とともに」

 「鎌倉彫23人展 円覚寺の歴史とともに」も只今開催中です。

初日の早い時間から、多くのお客さまにご来場いただいていました。

昨年も円覚寺・信徒会館2Fにて開催していましたが(昨年の様子はこちら
鎌倉の誇る伝統工芸、鎌倉彫ですが、作家によってさまざまな表現があり
技法にもそれぞれの個性があらわれています。
芸術として高められた作品にすっかり見入りました。




11月7日(日)までの展示です。
時間は9:00〜16:00ですが、最終日は15:00迄ですのでご注意ください。

どうぞお見逃し無く!


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建長寺・円覚寺 宝物風入 開催中

 只今、建長寺と円覚寺にて年に一度の「宝物風入」 開催しております。

建長寺宝物風入

円覚寺宝物風入

建長寺と円覚寺、それぞれの歴史と由緒を感じる数々の宝物を鑑賞する事ができ、
連日たくさんの方にご来場いただいています。

今の時代は、この宝物達の描かれた/書かれた/つくられた時代と比べると、
各種技術が発達して実に便利な世の中になりました。
いろいろなものが簡単に手に入り、いろいろなものが簡単に量産できます。
そしてまた、増えすぎたものを簡単に消去、またはリセットも出来てしまう時代です。
こういう時代につくられたもののうち、700年もの後に「宝物」と呼ばれ、
多くの人たちに慈しんで鑑賞されるような逸材として残るものは、いったい
どれだけあるのでしょうか。
年に一度、宝物を鑑賞して、そこにまつわる物語や歴史に思いを馳せるのも
とても貴重で贅沢な体験です。

多くの方にご覧いただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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世界遺産登録をめざす 「鎌倉」を描く

 "世界遺産登録をめざす 「鎌倉」を描く"も無事3日間の展示を終える事ができました!

最終日の夕方はしとしと雨が降ってしまいましたが、会期中はなんとかお天気もちこたえたのが幸いです。

一番の好天候だった、10/23(土)には早朝から松尾鎌倉市長もいらっしゃいました。
お忙しい中のご来場ありがとうございます!




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「曾根崎心中」妙本寺公演

10月22日(金)、妙本寺で行われた「東京ノーヴイ・レパートリーシアター「曾根崎心中」妙本寺公演」

妙本寺さんは、昨年は五代目三遊亭圓馬さんによる落語が行われた会場です。

今年、演劇公演を行った東京ノーヴイ・レパートリーシアターは、芸術監督 レオニード・アニシモフ氏指導の元「スタニスラフスキーシステム(有機的自然の法則)演技方法を実践している劇団で、昨年は鎌倉の西御門サローネで「ワーニャ伯父さん」の公演を行っています。

演劇を行う上でノーヴィさんが大事にしているのは、その場の持つエネルギーと演劇を見ている観客、そして演じている役者とのエネルギーの交流です。
それがあって初めて演劇の公演が完成するという事で、舞台は本堂の中央に設置。
細長い花道のような舞台を、向かい合わせで観客が囲み、そこでエネルギーの対話が生まれる状況に設定されています。

そしてちょうど18時頃、境内の鐘が「曾根崎心中」のオープニングを知らせる様に響き、いよいよスタート。

劇中の音楽はビバルディー、コレッリ、アルビノーニなど、いずれもバロック期の作曲家の楽曲を使用。
「曾根崎心中」は日本の作品ですが、クラシックの音楽と不思議とよく合っていて、お初と男徳兵衛による愛の最終形ー「心中」という悲しい結末へたどり着くまでの心情描写をとても美しく表現していました。

そう、身の潔白を証明する為に「心中」という手段を取らざるを得なかったというのは、現代の感覚ではなかなか起こりづらい状況ではあります。
けれど、それだけ徳兵衛の心がまっすぐであり、また彼を慕うお初の心もよどみなく、二人は迷いなく突き進んでしまってしまったのでしょう。

徳兵衛との選択には迷いを持たずとも、遊女のお初もやはり一人の娘。お初が最後にふるさとの両親を思った言葉が、印象深く心に残りました。

近松門左衛門により、江戸時代の元禄期に生まれた「曾根崎心中」。
アニシモフ氏は近松を日本のシェイクスピアと称し、悲しい物語に現代のユーモアや解釈を添えて、鎌倉の名寺 妙本寺と来場の観客の元で、新たな形で再生しました。
その場に立ち合え、リアルな感動を共有できたことに感激しています。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
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イベントのお知らせ

 9月18日から始まった鎌倉芸術祭もほぼ一ヶ月経過。
各方面でご紹介いただいた事もあり、いろいろとお声がけいただく機会が増えております。

今回の鎌倉芸術祭の参加イベントではありませんが、
鎌倉の名寺、覚園寺と明王院でちょうど同じ時期から素敵なイベントを開催されますので、ここにご紹介いたします。

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覚園寺 明王院 腕輪守り十周年記念展時
「千の人、千の思い」
金工作家 森本裕子作品展

開点  五百
・2010年11月20日(土) 〜 30日(火)
 覚園寺境内 千躰堂
・2010年12月28日(火) 及び
 2011年1月28日(金)
 明王院境内 本堂及び客殿

結点  
・2011年11月20日(日) 〜 30日(水)
 覚園寺境内 千躰堂
・2011年12月28日(水) 及び
 2012年1月28日(土)
 明王院境内 本堂及び客殿




 ■お問い合わせ先
 
studio bijoux moran
(ステュディオ・ビジュ・モラン)森本

→詳細情報は
こちらからご確認ください。

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鎌倉芸術祭も、鎌倉の財産である寺社で充実した芸術イベント開催することをとても大切にしています。
なので、このような素敵なイベントが行われている事は、私たちにとって大きな励みになります。
鎌倉のお寺や神社での芸術活動、いろいろな方面で盛りあげていきたいです!

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鎌倉薪能

 鎌倉芸術祭に初参加となった、第五十二回鎌倉薪能。

10月9日(土)の公演は、残念ながら悪天候の為中止となってしまいました。
この日の為にほぼ一年の準備期間を用意していた、鎌倉宮および各演者の皆さま、また鎌倉観光協会の関係者さまのご尽力を思うと、心より残念でなりません。
※10月9日(土)分の公演チケット払い戻しは、鎌倉観光協会までお願いいたします。
払い戻しについてのご案内はこちら

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10月8日(金)は好天候に恵まれ、素晴らしい演目を観る事ができました。



先日の月明かりコンサート 「屏風絵巻 花鳥風月」の会場となった、鎌倉宮・拝殿を背景に特別ステージを組み、その両際には薪がくべられています。
毎年恒例、鎌倉の秋の風物詩を楽しみにされているお客様で、会場の座席はどんどん埋まっていきました。

そして、鈴虫の音色が会場を包み込む中、薪の炎の光が添えられた舞台上で、いよいよ本番がスタート。

行われた演目は
金春流 素謡「翁」
大蔵流 狂言「空腕」
観世流 能「天鼓」

私が見られたのは、後半から始まった「天鼓」。
鼓を献上する事を拒否した事で天子に処刑された天鼓ですが、
天子から許しを得た事で苦しみから解き離れ、霊となって鼓を打ち鳴らします。
そこには天子への恨みはなく、鼓を打てる心からの喜びのみ。
芸術へ身をささげたものの、自由で尊い精神がここに表されています。
前半の、息子を殺された老父の悲しみが描かれた「陰」の部分と
天鼓がひたすら鼓を打ち舞う「陽」の部分の対比が興味深く、
謡と舞いの独特のリズムによる幽玄な世界に誘われ、肌寒さも忘れて
舞台に引き込まれていきました。

秋の気まぐれな天候に左右されやすい鎌倉薪能。
一日目は多くの方にご来場いただき無事終了。本当にありがとうございました!

二日目の演目は幻になってしまったのが悔やまれますが
来年こそは二日ともお天気に恵まれる事を、今から祈らずにいられません。

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「ぼんぼり祭回顧展 〜昭和48年作品〜」開催中

すっかり秋らしく、過ごしやすく、あちこちに出かけやすい気候になってきました。

10/2(土)より「ぼんぼり祭回顧展 〜昭和48年作品〜」開催しています。

会場の鶴岡文庫は、鶴岡八幡宮の敷地内ですが、一旦北鎌倉へ向かう道路に出て少し歩いたところにあります。→google mapへリンク

鶴岡八幡宮にはこのような案内看板が出ています。



こちらが鶴岡文庫の外観です。

中には昔の鶴岡八幡宮の復元模型や貴重な図書文献もあります。

展示会場はこのような雰囲気。(写真は昨年の模様です)

鎌倉の夏の風物詩、ぼんぼり祭で過去に飾られた作品のうち、昭和48年の作品について展示が行われてます。

棟方志功氏、横山隆一氏、石原慎太郎氏、先代の松本幸四郎氏、また黒柳徹子氏などなど
バラエティにとんだ、いずれも昭和48年当時のぼんぼり作品が見られます。
その時代を作った各分野の著名人の、時代の息吹を感じられる事でしょう。

10/5(火)まで開催中。

この機会にぜひ訪れてみてください。
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バロックから浪漫へ

9月25日(土)開催「バロックから浪漫へ 〜古都に流れる悠久の調べ〜」。

まさしく、鎌倉芸術祭らしいコンサートとなりました!
なにしろ、最高の秋晴れ☆
はやくから多くの方に並んでいただきまして、感謝です!

コンサートは建長寺・田原様の楽しいお話で、はじまり。
田原様のご紹介とともに、皆でまずはご本尊千手観音様に手を合わせます。
手を合わせるということでもたらされる、柔らかな空気。

そこで始まった、ピアノとヴィオラの響き。
これぞ心を癒す響きというのでしょうか。

最初はバッハをピアノとヴィオラ1曲ずつ。
軽やかで響き豊かなピアノと豊かな表現のヴィオラ。
頭を真っ白にして、音の流れに身を任せるかんじです。
そして後半は上杉先生のトークに始まり、知的なムードに溢れます。
ショパンが生誕200年というのは今年よく知られるところですが、
なんと、ショパンとシューマンが同じ年生まれだったと今日はじめてしりました!

というわけで、シューマンの数々の曲。リルケの詩をつけた、軽やかで、深い恋の歌。
関さんのかわいらしい歌声が響きました。
そして、シューマンの甘いメロディックな旋律が、法堂に響きわたる。
なんとも甘美な時間となりました。
そしてアンコールまでとにかくすばらしい!
上杉先生の豊かな音に加えて、川本さんのヴィオラとのコンビネーションは
絶妙でした。
ちょうど川本さんの6月の紀尾井ホールのコンサートにも伺っていた私としては、
響きのちがう会場でも、味わい豊かなヴィオラの響きに、
さすがと感嘆するばかりでした。

鎌倉の上品な雰囲気のあふれる、最高のコンサートといってよいのでは!?
こういうコンサートが、いつでもあるといいのにと、思いながら。
せめて、毎年秋に味わえるだけでも、すばらしい!と思いながら。
参加いただいた演奏者のみなさま、お客様の皆様、
本当にありがとうございました!


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